シュンの日記なページ

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懐かしきサテライトの地へ

 夜中に、こむらがえりが起きて激痛に立ち上がる。右足脹脛。ホームページで応急処置がないかどうか探してみると、田中接骨院のこむらがえりの応急処置というページがあって、これで救われる。でもこのサイトで言われるほどすっきりは治らずに、その後も何度も脹脛を伸ばす試みをして、また何度も痛みは訪れるのだった。何なのだろう。
 朝昼兼用の食事はチャーハンを炒めて食べる。初めて冷凍野菜を放り込んでみたが、せっかくの味つけ成功なのに、冷凍野菜のグリーンピースはとっても邪魔であった。しくじった。ハムや玉ねぎや長ネギを自分で切って炒めた方がよほどいい。
 午後、友達を迎えにゆき、一緒に鴻巣サテライトリーグを観に出かける。昔、13年前、駒場鴻巣、吉見などでサテライトを見たっけ。鴻巣は、近所に住んでいたこともあり、自転車で散歩気分で家内と一緒に観に出かけた。
 サテでとても印象に残った選手は、よくゴールシーンを見せてくれた鈴木慎吾である。彼がレッズを去らねばならなくなったときとても理不尽な思いをしたものだ。背が小さいというだけで、フィットしないと判断されるのかなととても不満を感じた。何しろサテでは彼がダントツの得点源だったのだ。
 その後新潟の牽引力となり、今も大分に移籍して中心選手になり、キャプテンマークを腕に巻いている鈴木慎吾の姿を見ると、レッズは彼の見極めに関しては馬鹿だったよな、との思いが強い。一度彼を引き戻しにかかったみたいだが、今度はレッズがふられたのじゃなかったか。
 一度失われた信頼はサポーターの力だけでは取り戻せなかったのだ。
 そんな苦い想い出や、当時の鴻巣の想い出を胸に、すっかり変わってしまったサテライト風景を見る。まず観客が芝生席いっぱいにいるということ。メインスタンドは関係者専用として、気軽に訪れていたあの頃の空気をすっかりシャットアウトしてしまっているので、あの辺りで清尾さんらと言葉を交わしたり、スタッフがうろうろしているのを親しく眺めやるようなフレンドリーな機会はもはやどこにもないということだった。
 高原、アレックス、堀ノ内、セルなど昨日のサブメンバーたちも参加していた。でもボールは回すものの、ラストのクロスの精度が悪かったり、シュートチャンスに持ってゆこうとするところでのミスが多かったりするところは、トップチームもサテライトも共通の問題点を抱えているように見えた。
 相手のアルビレックス新潟はロスタイムの直接フリーキックを決めて勝ちをさらっていった。軽はずみなディフェンスのミスだったように見えた。
 レッズに足りないのはああしたセットプレイでの得点機会かもしれないな、などと、面白くない気分で鴻巣を後にする。

 

 印象に残ったのは鴻巣競技場のバックスタンドで風になびく大量の鯉のぼりだった。そういえば、GWは近い。休みを取って家に帰れる日は近い。
 帰りがけ草サッカーをやった運動公園や、自分の一家が札幌転勤前に住んでいたマンションの横を走った。ずっとずっと昔の思い出。田園の風に吹かれながら、かつてよく通った裏道を辿り、浦和に戻った。