シュンの日記なページ

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手稲山を想う

 トレンチをやめて、ウールのハーフコートにして、とうとうそれも暑くなってきて、トレンチのインナー無しで雨模様の通勤路に出た。どんどん春になるな、と思っていたが、今日から4月ではないか。
 昔は4月第一週というと上野公園の不忍池あたりで花見を楽しんだものだが、夜でもコートなんて要らなかった記憶がある。でも今日はまだまだ肌寒く、薄手であってもコートが必要だ。
 21時頃、稲光。缶コーヒーを飲み干してから帰路に着くと、新橋からの電車の中は酔っ払いだらけだった。電車のなかは見た目よりも音よりも何よりも、匂いが鼻について辛い。札幌の通勤路は車で、音楽を聴いて、窓からの風を味わって、手稲山の四季を見やって、空の広さに幸せを感じてた。でも京浜東北線の車内は行きも帰りも、見知らぬ他人の匂いでいっぱいだ。こんな人生しか知らない人も沢山いるんだろうなあ。札幌の朝はずっとずっといいぞ。但し、仕事さえあれば。
 会社にはトマトみたいな酸っぱい匂いをさせて通り過ぎる事務員などもいるのだが、あれは一体何なのだろうな。
 今日は新人の入社式。本社はこういうこともやるのか。集合写真の撮影なども行う。内定取り消しの大卒社員が多い現在、うちはわずかながら毎年社員を採用しているみたいだ。一方では、来年度の採用者の面接も始まっている。
 春だなあ。