シュンの日記なページ

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カウンター上の商品事故

 落差(らくさ)を反対から読むと桜(さくら)なんだな。とは本題とは関係なし。

 カウンター席でカレーを食べていたら目の前にご飯が皿ごと降ってきた。目の前のマスターの不注意だったのだろう。
 カツカレーを半分以上平らげていたのに、「すみません、すぐに作り直します」と皿を下げられてしまい、新しいやつが即座に出てきた。「服は大丈夫でしたか、クリーニング代は当店で持ちますので」と謝罪の言葉が、追いかけてくるのだが、被害がなかったので、かえってすまないね、と答え、また一人前出てきたカツカレーを口に運ぶ。ルーがもたれないインド風のスープカレーに近かったので、何とか腹に入れたが、とても満腹になってしまった。

 この店は、古い都心のビルで永いこと変わらず営業しているテナントのようである。永いこと営業をしていることが作る狎れによる失敗も、それを即座に補修し反省しようとするサービスの心のどちらも感じられた。失敗を失敗と感じさせないメンテナンスのよさが、少し感動ものだった。
道東の湯宿に共通するような、サービスを提供する側の心の問題なのだろうな、と納得して美味しいカレーの後味の良さを味わって帰った。