サードウォッチ

　直属上司出張で、今日は早く家に帰れるチャンスだったのに、やっぱり20時前には帰りつけなかった。クリーニングに出したワイシャツを取りに行けない。
　だから新都心のヨーカドーへワイシャツを買いに出かけた。自分のサイズがわからない。つくづく妻任せだったのだ、と知る。店員に測ってもらう。首回り41か42cm、ユキが82cmだけれど、少し余裕のある84cmを着ているようである。三着くらい買って、そこから地下へ。
　ついでだから、刺身でも買って帰ろうと思う。カツオのたたきが出ていたのでこれを買う。21時近くのヨーカドーの店内では、4月から夜は9時閉店だとしきりにアナウンスしている。3月中は夜11時までやっているそうだ。なんだ、そんなに遅くまで開いていたのか。車を出せば、遅い時間でもちょっこっと来れたのだなあ。
　店員が値引きシールを貼るそばから、肉じゃが、サラダ、牡蠣フライなどの惣菜を籠に入れてゆく。でも、30％オフというシールの上にまた30％オフという同じシールを重ね貼りしているのを見て、あっ、狡い、と思った。重ねられた下のシールは見えないので、二段階値下げをしたように見えるのだ。
　店員は同じ値引率のシールを次々と貼っている。何か言ってやろうと思ったけれども、馬鹿馬鹿しいのでやめた。

　

　家に帰って、DVDのサードウォッチを見ながらビールを呑む。サードウォッチは飛ばしっぱなしのジェットコースタードラマだけれど、警察・消防・救急という職業についた人たちの群像ドラマだ。ジョゼフ・ウォンボー『ハリウッド警察25時』みたいな感じだ。終章となるシーズン6を見ているだけに、最初の最初に第一話を見ると、興奮する。のっけから飛ばし屋だったんだなと感心。
　一発で胸倉をつかまれて引きこまれる感じだ。ER第8シーズン19話でクロスオーバーするらしい。ERと同じ製作者だったのかな？