孤独
6時台のバスに乗り仕事場へ。時刻表が不要なほど頻繁に来るバス。JR京浜東北線。都内へ到着し、早速、駅前の富士そばで天ぷらそばにありつく。
会社に出る。上役らへの挨拶。いきなりの会議。新しい役所名での呼び名。新しい上司。新しい同僚。新しい部下たち。
誘われてオフィス街での昼飯。ランチをぼく独りだけが残す。美味くない。ランチそのものよりも、新しい人たちと一緒にいることの影響、と思う。
誘われてオフィス街での夕食。洗練されたイタ飯と、不似合いな愚痴。赤ワインを何杯も呑んだ。
最寄の駅に一人降り立つ。駅前に出ると、真夜中を過ぎているのにバスがいた。乗り込むと深夜料金なんだろう。倍の値段だった。まあ、いい。
冷え切った部屋の扉を開けると、空っぽ。布団をクローゼットから引っ張り出し、もぐりこむ。
明日は荷物が届く。引越のためのニ連休だ。
酔いがひどい。