シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

日曜の夜、新居

 船上での一日が明け、そして次第に時間が過ぎてゆく。
 昨夜はビールを飲み、引越し荷物送り出しの疲労の余り、眠ってしまった。朝もなかなか爽快な気分とは言えない。船は大きく傾ぎ、揺れ動く。
 朝にはコーヒーとトーストのセットを食べ、霧に煙る海上を見つめる。面白くも何ともない無愛想な風景。
 昼には、レストランのバイキングにぱくつき、腹を満たす。
 着港間際に風呂に入る。髪が乾かぬうちに新潟に到着。
 パジェロをゆっくりと陸地に走らせる。新潟県を快適に走り抜ける。雪は少ない。
 トンネルを抜け、群馬県に入ると、月夜野ICの手前から渋滞となった。日曜日の関越。18時。スキー場人気が衰えたとは言え、甘く見ていた。前橋まで延々、渋滞である。神奈川県のナンバー、東京のナンバーが多い。そうか。彼らはこんなに遠くからスキーに出かけるのか。そう思うと不思議である。
 昔、7時間かけて、一冬に5度以上通っていた戸隠へのドライブを思い出した。ロッジ・アルム。そこへゆくのも悪くない。今では、信越道が通じている。でも板は札幌に置いてきてしまった。札幌に帰ったときにスキー場は、手の届くところにある。混乱。
 21時、不動産会社クローズの時刻に飛び込み、鍵を預かる。22時。妻の実家に立ち寄り、布団を頂く。ついでにビール、梅酒などを差し入れてもらう。ありがたい。
 暗闇の中で新居に入る。布団だけを運び込み、近所のもつ焼き屋に飛び込み、夕食代わりの串焼きとホッピーにありつく。ありがたい。近所の情報を仕入れる。家に帰り、眠る。電気と水道だけは通っているが、ガスがなく、風呂は沸かせない。他に何もない。布団だけがある。
 眠る。