バッド・コンディション
朝、高校の同級生のメールで叩き起こされる。早起きだなあ。うっ、腹が痛い。頭も痛い。発熱? というわけで、また眠る。目覚まし時計が7時半を鳴らすまでは。
7時半、起きるや否や、先ほどのメールに電話で答える。同級生は明日札幌ドームにレッズの観戦にやってくるのだ。同級生ばかりではなく、ざっと15人くらいの関東の仲間を迎えることになる。なのに、発熱? やばい。しかも今夜から大荒れ、とテレビはがなり続ける。
キックオフに間に合わないかもな、などと同級生は言う。本当にそうなるかもしれない。あるいは全便欠航とか。
帰りの車を何度か駐車場に止めて、休憩を取った。発熱だ、間違いなく。腹も痛い。ねじれるように。
ニセコではまだ雪にならない。ときどきふわっと舞って来る程度だ。羊蹄山頂が光を浴びてやけに神々しい。
倶知安から赤井川に抜ける新しい山道で、ようやく冬景色となる。日が暮れる直前に見えるがまだ午後の4時前だ。
会社にはへたへたと辿り着く。即帰宅。家では温かいものを食して、酒を断つ(偉い!)。明日、大丈夫だろうか。