シュンの日記なページ

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屋台のなかの同級生たち

 先週に引き続き、今日もスポーツバーにて代表戦を観戦。最近勝ち切れない試合をレッズでも見続けているのだが、代表も似たようなもので、もう一つぱっとしない。客も店員も、ダーツが主流で、スポーツバーとは名ばかり。ワールドカップ予選の試合を見にやってきたのはぼく独りだけだったらしい。何とも言えぬ鄙びの雰囲気が感じられてしまうのだ、北海道の地方都市には。

 続いて、何度目かになる焼き鳥専門の屋台に入ると、店主の中学や高校の同級生という女性ばかり5人組がカウンターの7割方を占めていた。何があったのかわからないが、話を聴いたり、やりとりをしているうちに、年齢29歳、既婚者や未婚者が混在しているらしいとわかってくる。同級生の消息などにも触れ、当然、店主との距離感なども楽しい。思い出話で誰が誰を好きだった、誰が誰とつきあったり、かっさらったりしていた、などという内容なのだが、五人の女性によるそれらの評論が奇妙に面白いのだ。

 店主が作ってくれたサツマイモにクリームシチューをかけたというオリジナルサービスメニューが、こたえられなかった。寒さの感じられる港町の夜には有り難いような湯気が、狭い屋台の中に立ち昇ってゆく。