シュンの日記なページ

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グッド・フォーカス

 毛無峠を越えてキロロ経由赤井川に下る道、驟雨の中、山々の紅葉に驚く。薄暗い空であっても、目に沁みるような秋に取り囲まれている。二週間ぶりに走る道。わずかな隙を縫って、季節は確実に変化を遂げる。

 夜中に、Superfly小樽ライブのチケットをオークションから引き下げた。別のところでそのチケットを是非とも欲しいという人が現れたので、Superflyの真性ファンだということがわかり、原価で譲りたくなった。
 小樽で写真を撮っている人なのだそうだ。とても楽しそうな写真展の情報も手に入れた。小樽築港からマリーナへの通路マリーーンロードの壁にさまざまな写真家たちによる作品が展示され、そのテーマが「駅」なので、展示会のタイトルは写真回廊"Station"なのだそうだ。ぼくがSuperflyのチケットを譲渡する相手は、そこの出展者。ネットでも独特の視点による、ちょっと陰影のある写真を集めたフォト・ブログ「写真日和」を運営している。マリーンロードにこの写真を見にゆきがてら、そこでチケットを渡そうというようなことを取り決める合間に、すっかり夜更かししてしまった。ちなみに昨年の写真回廊"Station"の詳細はこちら

 車のフロントグラス越しに視界がぼやける。でもいろいろなものに焦点を合わせようとすると、やがてすべてのものがくっきりと輪郭を浮き立たせる。何せ、未だに視力が、2.0なのだ。焦点がすべてに合う世界は、眠気との格闘に勝った世界だ。くっきりしたフロントグラスに秋の澄んだ空気を通して、雄々しき蝦夷駒ヶ岳が浮かんでくる。えも言われぬ瞬間である。