乱歩賞作家たち、他
コーチャンフォーフォーで、本を数冊仕入れる。
特に今回は乱歩賞を二人受賞。一人は末浦広海『訣別の森』はドクター・ヘリ、知床を中心とした北海道舞台の冒険小説といったところで、必読かと思われ、もう一人は翔田寛『誘拐児』で、昭和の有名な誘拐事件をモデルにしたものとして、かなり興味深い。興味で前者、実力で後者かと予測されるが、さていかに。
他、デニス・ルヘイン久々の長篇『運命の日』はハードカバー。出費が痛いが、価値はわかる作家なので致し方ない。サム・ライミ監督で映画化決定だそうだ。
またディープ・サウス・ブルース以来のエース・アトキンス、ノン・シリーズの新作『ホワイト・シャドウ』購入。この人の重厚に期待!