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東雁来のアジア王者

crimewave2008-06-21

 週末は浦和レッズの夕張キャンプに出かけて、そのまま無人駅にでも寝泊りし、夕張のどこかで酒でも呑もうというプランを立てていたのだ。無人駅、というのは、キャンプ場が7月からしかオープンしていないから。やっぱり淋しいぜ、夕張。

 しかし急遽予定が変わる。

 浦和レッズが、東雁来のコンサ・グラウンドで、道都大と練習試合をやることになったとの情報が前夜舞い込んだのだ。

 「サッカー・アミューズメントパーク」の看板は通勤路、常々見かけてはいたが、今回ネットで調べてみて初めて、コンサや地元のサッカーチームがサッカーのためにだけ利用する専用グラウンドだということがわかった。人工芝グラウンドが屋内外に3つあり、天然芝グラウンドは一つだけ。今日はその天然芝グラウンドで45分×3本の試合。

 今年のレッズを初めて生で見るというばかりではなく、二三メートル先にラインがあるネット越しにまじまじと選手たちのドアップを見る。知人の子供が「永井、頑張れ」とか、「岡野ー」とか「梅崎ー」呼び捨てにして叫ぶのだが、選手たちは馴れているのか無視。まあ、いちいち反応されても困るのだが。

 しかしサイドバックの攻撃は、非常に間近に見ることができて、相馬のスピード、梅崎のテクニック、三都州のクロス、などなど、迫力であった。残念なのは、細貝を見ることができなかったこと。彼の縦の動きを意識したボランチがないせいか、山田・堤の守備ラインに吸収されるダブルボランチは魅力がなかった。かえって内館の方が攻守のバランスが良かったぞ。

 昨年ACLでの優勝を目の前にして離脱して以来最近久々にピッチに戻ってきたロブソン・ポンテ、さすがボールへの執念、ゴール前での落ち着いたシュート等、格の違いを感じさせた。体力的もまずまずだし、コーナーの質も悪くない。ただ、まわりが動かないのと、高原が相変わらずボールをキープできないのと、山田が最近富に目立ってきたパスミスを繰り返すのとで、せっかくのロビー効果半減。

 高原はちなみにシュートゼロでした。岡野ですら、得点を挙げたのにねえ。

 大学生も見るべきものがあるチームで、さすがコンサなどとも練習試合をやってスピードを経験している。激しいプレイに、レッズの選手が大丈夫かと思われるシーンもあり、あまり熱くならないでくれと祈ったが、それでもロビーとやり合う気迫すら見せる大学生プレイヤーになにやら頼もしいものを感じてしまった。

 最後の3セット目は、レッズはほぼ若手に切り替わり、ベテランは岡野と山岸だけ。この二人を数えなければ、レッズは、高校生プレイヤーや高卒ルーキーなども多いため、大学生チームより平均年齢は下だったかもしれない。15時から始まった試合は、17時を越え、急速に冷えてきた。

 ちなみにどういう人たちが見学にやってきたのかわからないが、とにかく予想外の人数がきていた。地元のユースチームや道都大チームの関係者、父兄もいるのだろうが、場違いな背広、カップルなども一瞬だけやってくるのだが、ぼくの見たところ、携帯やメールを打ちにきただけのように見える。

 

 それにしても楽しかった。東雁来でアジア王者・浦和レッズを拝めるなんて、大原練習場とはまた違った意味での希少価値でいっぱいである。

 

 この↑写真は今、U23で最も旬な男・梅崎司

 

 この↑写真は、先に上がって走り込みを行う平川と堀ノ内。


 トレーニングマッチ結果

6月21日(土)15:15キックオフ(45分×3) 札幌サッカー アミューズメントパーク(北海道・札幌市)

浦和レッズ 16(7−0、3−0、6−0)0 道都大学

[1本目] 浦和レッズ 7−0 道都大学
GK都築
DF坪井、阿部、堀之内
MF平川、堤、ポンテ、山田暢、相馬
FW高原、エジミウソン

得点:エジミウソン5(8分、18分、20分、26分、37分)、ポンテ2(28分、39分)

[2本目] 浦和レッズ 3−0 道都大学
GK都築
DF坪井(29分近藤)、堀之内(29分橋本)、堤(29分岡野)
MF平川(18分梅崎)、山田暢(36分西澤)、ポンテ(18分セルヒオ)、内舘、アレックス
FW達也、エジミウソン(18分永井)

得点:達也2(1分、35分)、セルヒオ(28分)

[3本目] 浦和レッズ 6−0 道都大学
GK山岸
DF岡野、橋本、近藤、アレックス(18分高橋)
MFセルヒオ、西澤、内舘(18分坂本)、梅崎(22分林)
FW永井(22分小池)、高崎

得点:梅崎(6分)、高崎(9分)、小池2(29分、34分)、セルヒオ(39分)、岡野(41分)