シュンの日記なページ

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ルート5

 国道5号線を函館に辿る。と言っても、国道5号線に出るのは、仁木町を越えたあたりの峠の麓である。仁木町は、数々のジャンプ競技のメダリスト(笠屋とか舟木とか)や宇宙飛行士の毛利さんを輩出した凄い町なのだが、ほんとうに明るい農村といった言葉そのものの田畑である。

 とにかく国道5号までの間、札幌、小樽といった都市部の渋滞を避け、札樽道、朝里、キロロと高速から峠道を辿るのだ。今日は、キロロの辺りはミルクを流し込んだような濃霧で苦労した。雨も降っていたのだが、倶知安でいつも入る中華食堂で野菜炒め定食を食べ終わり、外に出た途端青空が広がるという、不思議な気候であった。

 

 雲が切れ、羊蹄山が顔を出す。途中、パトカーの隊列とすれ違うが、サミットの警備でどこもかしこもこんな調子だと聞いている。

 

 八雲町を越え、噴火湾沿いに走ると、蝦夷駒ヶ岳が見えてくる。頂上付近に山雲がかかっている。キロロも山頂付近がこんなだったのかもしれない。

 

 函館に着くとふたたび雲に覆われてしまった。仕事の始まり。夜までずっと。