シュンの日記なページ

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八月の濡れた砂

 腹囲3cmの余分を取り除く為に、もう少し日常に運動を取り入れなくてはならない。仕事のストレスもだいぶたまってきたので、これも解消しなければならない。そういうときこそ、打ちっぱなしで思い切りドライバーを振り回すのが一番だ。
 というわけで、帰路に豊平川河川敷の打ちっぱなしに出かけるが、写真の通り、まだ明るいが時刻は19:40。無情にも受け付けは19:30で終了ですと断られる。今年から一時間終了時刻が早まって20時で終了なのだそうだ。ううーむ、使えない練習場所になってしまったか。ボールは古いのばかりで飛ばないのだが、安いので人気がある場所だ。

 

 どちらかと言えば札幌北東部にある河川敷から、札幌北西部にあるコラソンへ札幌北部を横断。30分ほどのロスがあり、さすがに暗くなる。少し冷え込みがあるが、当然打ち始めれば汗が出る。
 ドライバーの調子を整えなくては不安でしようがない。新しいドライバーはドロウがかかりすぎる嫌いがある。もともとフック系の打球が多いので、右方向に打ち出せばちょうど真ん中に帰ってくるのだが、そういう自分の打球線を信じられないあたりが、悲しいところ。だから自信がないし、ミスも多い。右方向に打ち出し、フォロースルーをたっぷり取ることで、打球が目標方向に伸びてゆき、距離も出るのだ、と言い聞かせ練習するうちに安定してくる。
 アイアンももちろん久々にたっぷりと打ち、忘れていたスイング感を取り戻す。自分が振るんじゃなくて、クラブが勝手にボールを打ってくれる、あるいは「クラブに打たせる」という表現をコーチはよく使っていたっけ。スクールを離れると、そうした教えの記憶だけが頼りだ。
 家に帰ると22時近く。塾帰りの息子も遅い夕食を食べ終えたところだった。
 『蘇る金狼』と石川セリの特集番組を交互に見ながらビールを呑む。石川セリがもたらすのは、当然ながら『八月の濡れた砂』。

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 若き浪人時代、池袋文芸座で見たこの映画は、同時上映の『白い指の戯れ』ともども、今でも強烈に印象に残る映画だった。R18を18歳になったばかりに見たので、どきどきした記憶もある。ちなみに『白い指の戯れ』は新人監督の登竜門と言われた日活ロマンポルノで、村川透監督を一躍有名にした映画だ。同監督の『蘇る金狼』を見ても、やはり特別な才能を感じさせるのだった。