シュンの日記なページ

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キタキツネの楽園にて

crimewave2008-06-01

 石狩厚田にあるゴルフ場の月例会。年次会員とは言えメンバーカードも着いた。朝5時半に起き出し朝食を食べると、風雨の戸外にパジェロを乗り出してゆく。丘陵を渡る海風に背を向け、原野とそこに住み着いたわずかばかりの開拓者たちの切り拓いた農地を越えると、太平洋クラブ・アンド・アソシエイツ札幌コースは山の中に18×3コースという途方もない面積で広がっている。
 早朝の慌しい練習の中で、道内のネットサークル仲間一人と出くわす。こちらではいつも月一度のあちこちのゴルフ場で開催される月例会の仲間たちだが、けっこうここのメンバーもいるらしい。少しほっとする。
 今日はスムースなペースで(スコアはともかく)進む。途中悩みに悩んだドライバーも最後には少し持ち直し、それ以上に、スライスライン、フックラインを読んだロングパッドを二つ連続で沈めて、われながら驚いてしまう。
 ティーグラウンドにキタキツネが座っている。その向うに二匹のコギツネがよちよちと歩いている。捕まえて帰りたいくらいに可愛い。
 ラウンド中、都合7匹くらいキツネに出くわしたろうか。あるホールでは、グリーンに全員がボールを沈めるまでの時間、メンバー一人のバッグからおにぎりを盗んで、キツネが食い散らしていた。逃げようともしない。
 正午過ぎにラウンドを終える。コントロールカードを互いにマークし合う。レストランで四人ともジンギスカン定食を注文する。湯船に身を沈め、石鹸で体をごしごし洗う。綺麗な服に着替え、まだ雨の残る厚田丘陵に出てゆく。
 少し家とは逆方向に向かう。そこに厚田の湾が見渡せる場所があるからだ。写真を撮影してから、帰宅する。分厚い雲から、まだ雨粒が吹き飛ばされてくる感じが、わかっていただけると思う。