シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

マイク・ブルームフィールドの路上の死

 ブルース・ギタリストであるマイク・ブルームフィールドは、路端の車の中でその遺体が発見されたのだったと思う。もう随分昔のことながら、この人の死に様と、ザ・バンドの一員であり、カナダ人であるリチャード・マニュエルが確かオーストラリアで自殺したことについてだけは、心にハードショックを与えてくれたものだけに印象深く、その真相は依然謎であり続ける。
 突然、なぜマイク・ブルームフィールドなのかというと、1970年頃からこちら延々ずっと聴き続けているアルバムがアル・クーパーとの即興セッションである「スーパー・セッション」なのである。そして決して追いつけない柔らかでしなりのあるギター演奏者として憧れ続けた、ドラッガーが、彼なのである。

 スーパー・セッション 

 時に夜、長い仕事を終えて家に帰ってきたとき、ビールを何杯か呑んで、少し落ち着いた静寂の夜、フェンダーのストラスキャスターをヤマハのアンプに繋いで、小さな音でぼくは、マイク・ブルームフィールドを必死に追いかけるように弾き始める。到底及ばない距離を感じ、わが非力を感じつつ、それでもときに音色が彼の泣き叫ぶような、歌い囁くようなフレーズに近似値を見出す瞬間などは、えもいわれぬ歓びが心を震わせる。
 ふとしたきっかけで、ネットを検索してみると次のような日本人によるファンページを発見した。
 やはりマイク・ブルームフィールドは深く人の心を捉えて離さない人なのだな、と改めて共感させてくれうようなサイトである。限りない愛着と、リスペクトを感じさせるサイトをここにご紹介する。

 サイト名:Mike Broomfield
 URL:http://www.fiberbit.net/user/ma-tsu/mike/index.html