5月のイクラ丼
昨日は、本を読んで夜更かし。4時近くなってくると空が白んで、窓の外が明るくなる。夏の北海道は本州よりもずっと夜が短いのだ。3時間睡眠という状態で、会社に出かけ、13時間ほど仕事をして帰る。寝不足が日中もふと気を緩めた瞬間にこたえてくる。
家でビールを飲み『パンドラ』最終回にあと一回という佳境のシーンをどきどきして見終えると、妻がタッパーに入ったイクラを出してきた。5月だというのに、イクラは宝石のようにきらきらと光を反射して、透明で、そしてよだれを誘発させる。熱いご飯にかけて食べるのだが、なぜ、今頃イクラ?
でも、考えてみれば、今頃の築地だって、札幌中央卸売市場だって、イクラ丼は一年中あるのだった。イクラのあまりにもピュアで綺麗な色合いと透明度にちょっと感動してしまっただけかもしれない。
というわけで、明日は函館出張。