シュンの日記なページ

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桜と小鹿

 今日は朝5:30に起きて、ANAダイヤモンド・ゴルフ・クラブへと道央を南へひた走る。車の気温計は4度を指し示しており、その通りとても寒い。用意していた半袖ポロシャツを仕舞いなおして、冬着を出しなおして、セーターやウィンド・ブレーカーを装備している。
 朝7時、ゴルフ場着。集合が8時過ぎだから、その前に一練習。ドライビング・レンジに立ち軽く調整。その後パターの練習。
 8時から14時過ぎまでかけて10組のコンペ。4月にラウンドしたのはアップ・ダウンの多い南コースだったが、今回はややフラットな北コースである。朝の冷風が厳しく、すべてを着込んでなお寒い。しかし3ホール目くらいで満開の桜の木に差し掛かる。遅咲きの八重桜がちょうど開花を迎えていて、見事だ。苫小牧の製糸工場の煙突から吐き出される煙と太平洋の海岸線が、遠くに見下ろせる場所もあり、当然、樽前山・恵庭岳など支笏湖方面の山稜も見事な場所が数多くある。南コースよりも開ける景色という点では北の方が上か。
 アウトからインに移り(北海道ではランチタイムを挟まず通しでラウンドである)、途中、斜面を動物の影がよぎる。先月はキツネがいたけれど、今日の影はキツネにしては大きい。鹿だ。
 グリーンに到達してさてとパターを構えると、ぴーっと訴えかけるような小鹿の声が間近でする。「迷子バンビちゃんかな」とキャディさん。見上げるとグリーンのすぐ横で小さな鹿がこちらを見つめて、可愛らしい声で泣き続ける。その頭上には満開の八重桜の群れ。紅葉とは色違いだけれど、花札のようだな、と思わず思う。そのくらい絵としては、ばちっと決まった瞬間の映像だった。こういう瞬間には、目の前のピンとボールの位置関係なんかどうでもよくなる気がする。バンビちゃんは斜面を名残惜しげに立ち去っていった。可愛らしい声でときどきこちらに何かを訴えながら。

 第12節 川崎F0 vs 1 浦和(等々力)

 風呂に入って、帰宅すると、息子の友達がわんさわんさいて、息子の部屋とリビングに別れ、全員でゲームボーイを抱えている。部活の後、そのままこういう状態に突入したらしい。構わずぼくはJリーグの録画を見る。レッズ対フロンターレ。ディフェンス勝負、といった試合だったか。PKもらえるの? といった微妙な位置だったが、イエローの数をあれだけ一方的にもらったら、多少は差配してもらえないと、という審判への不適切な心が働く。それにしても今日の永井は不調な入り方をしたものだ(連続パスミスで始まった)。梅ちゃんのほうが良かったのでは。