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夕暮れの中島公園

crimewave2008-04-18

 春にしてはとても暑い一日である。バスがまだ運行していない早朝、タクシーで最寄駅まで出かけ、始発の地下鉄で街に出る。夕方までびっしりと仕事を片付け、夜に解放される。少々時間を潰すことになり、ぼくは同行者と別行動を取り、ヤマハ楽器店へ入ってゆく。楽器店に、楽器を演奏しない人は普通着いてこないから、ちょうど良いのだ。
 この店では、過去、音源を買ったり、バンドスコアを買ったりしていたのだが、現在では、ポピュラー系のバンドスコアはほとんどがJポップに場所を占有されてしまっており、これも時代の流れかと憂いてしまう。その後、中島公園の方を見ながら自販機で買ったコーヒーを飲んでくつろぐが、こうしたサービス・スペースを無料で利用できるあたりにもヤマハの懐の深さを感じる。女子高生が入ってきて、外から持込の缶ジュースを飲み始めたところで、おじさんは楽器店を後にするのだった。
 その後、時間まで中島公園のベンチでゆっくり体を休める。暖かい日なので、ちょうど良い。そう言えば今週、中島公園は二度目なのであった。朝と夕方。夕方は、朝と違い、せわしない。お水系女性たちが、この公園入口に自転車を駐めて仕事に出かける姿などは、ちょっと意外な光景であった。タクシーを使うほど彼女たちも景気が良くないのか。 雪が解けて暖かな札幌の夕刻。公園の風景に、自分の姿は果たして馴染んでいたのだろうか。