シュンの日記なページ

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真夜中の築地市場

crimewave2008-04-09

 東京に飛ぶ。早起きしたのに、昨日羽田上空で吹き荒れた強風の影響での飛行機、乗組員の変更とかで40分遅れとなる。睡眠時間を損した気分。後発のAir-DOが飛び立ってゆくのを恨めしげに見る。本来あれに乗っているはず。一本早めたばかりに……。
 正午から7時間半に渡る本社会議を経て、芋蔵銀座店で遅い宴会。若い女性客が多いのに驚かされる。芋焼酎は東京では人気なのだろうか。
 解放され、東銀座に歩き出す。酔い覚ましと、地下鉄に乗ったりするのが面倒で。22時過ぎ、チェックイン。
 部屋に荷物を置いてから、築地場外市場に出かけると、いつも行く店たねいちが開いていたので、マグロ丼を食べる。24時間営業なのだそうだ。いつも朝飯を食べるのに、きつねやのホルモン煮か、ここのマグロ丼にするかと迷うのだ。夜中もやっているのなら、夜、仕上げをラーメンではなくマグロ丼にして、朝にはきつねやでホルモン煮+ご飯を食べればいいのだ。そうすれば、築地で、いつものように朝飯をどちらにしようかと迷うようなことがないわけだ。
 たねいちにも煮込みがあったので試しにビールのつまみに食べてみたのだが、普通の煮込みであった。やはり餅は餅屋である。たねいちでは海鮮、きつねやではホルモン、と決めておいた方がいい。
 それにしても夜更けの築地では灯りが乏しい。回転寿司屋が開いているけれど、場外のこうした店は二軒ほどしか店を開けていない。狭い路地を抜けたところにあるたねいちにまで辿り着く客は、どん詰まりの店に恐れを成すのだろうか、たいていその手前で引き返してしまうのだった。君たちは間違えているぞ、と心の中で非難しつつ、ぼくはご飯をがばがばと掻き込むのであった。