春スキーが呼んでいる

　日曜日にスキーに行った、と会社の若い同僚が言う。手稲オリンピアでモーグルの競技があったところの雪がしっかり残っているので、そこを歩いて登り、そして滑ったのだそうだ。リフトはもう動いていない。つまりスキー場はクローズの状態だったそうだ。暑くて、裸になって登ったのだ、と言う。
　手稲の中腹にオリンピアスキー場があり、山頂付近にハイランドスキー場がある。ハイランドはまだやっているのかいないのかは確認しなかったと言う。
　ニセコでは通常ゴールデンウィークまで滑ることができる。でも今年は桜前線が9日早い、と言うではないか。ニセコでは5月4日くらいが最終日だから、遡って4月の第四週には滑ることができなくなるわけか。
　そう思うともう一度くらいはスキーに出かけたくなってきた。今年はわずかに一度。それもマイナス15度の気温のなかで滑ったきりだ。何と言っても醍醐味は春スキーなのだ。
　関東在住の頃は四月になると滑る場所は銀山湖のスキー場くらいしかなくなったが、春スキーなので暖かく、焼肉セットを持ってゆき、スキーに来たのか、焼肉を食いに来たのかわからなくなるほど、楽しかったっけ。
　札幌国際でも春スキーシーズンの楽しみは、野外テラスでのジンギスカン食べ放題(写真）だったりする。こんな季節を楽しむために、もう一度だけ足を運びたいなと思う。次の連休だな、と密かに狙う。
　ちなみに明日は会議のために上京。低気圧に襲われている東京らしいが、どんななのだろうか。季節を想像することすらできない。