白老ゴルフリゾート

　道央道・白老のインターを下りると、左ポロト湖の看板が見えてくる。ポロト湖畔には観光地としてのアイヌ集落がある。昔、観光で回っていた頃、立ち寄ろうとしたら、大型バスが駐車場にひしめいているので「やーめた！」と言って即座にＵターンした経験がある。
　観光にはちと季節外れの朝、ポロト湖畔はさすがに人気がない。湖を見下ろしながら、山への坂道を登ってゆくと、白老ゴルフリゾート。そこで今日は、今シーズン初ラウンドなのである。待ちに待ったラウンドなのだけれど、予想通りパットが悪かった。グリーンに砂が入っていてまだまだ荒れているというのもあるけれど、それ以前に距離感が掴めなかった。
　山岳コースであり、曇り空ではあるが寒さを感じさせない。今年のこのゴルフ場のオフは、1月半ばから2月いっぱいだったそうで、残りはほとんど積雪もなかったそうである。正月に北海道でもゴルフができる場所があると、予約が殺到したという話は今年の話題になって新聞でも報道された。
　リピーターが多いのでも有名である。何しろ、大浴場が温泉なのだ。モール温泉特有の黒い色の湯に、疲れた体を沈めると、とても癒される。サウナもついている。
　平日会員の優待券を頂いたので、プレイ代は4800円。セルフのカート付き。食事も安くて美味しいのである。
　コースの方だが、ロングホールは平気で550ヤード程度あり、ミドルホールでも440ヤードくらい普通という（2オンできねーよ！）、とにかく距離の長いコースである。その上ＯＢが多く、フェアウェイは狭く、明らかに難易度は高い。二度ほど大怪我をしたけれど、自分的には初ラウンドなのでこんなものか、と満足して終える。