ケルンの悲劇
夜から天候が崩れるとの予報の通り、ずっと雪が舞い続けたらしい。昨夜はバスラーメンから帰ると、温泉に浸かり、露天風呂で湯煙の情緒を味わった。
朝には、昨日乾いていた道路が真っ白に凍りついていた。でもうっすらとした雪である。函館の街を漁火通り沿いに走ると、函館山から立待岬に落ち込む稜線が、向うに見えたので思わずシャッターを切った。
昼には函館を出て、大沼公園駅前の団子屋に寄り、おみやげの大沼団子を買う。息子の大好物なのだ。
ふたたび国道に戻り、ケルンのハンバーグ・ランチを食べる。俵型ハンバーグ。食材は黒毛和牛。奄美の薄いデミグラスソース。四六時中満員なのだが、どこか場末のイメージがあるのは客層の悪さだと思う。品のないデブのおばばたち。生ビールで大騒ぎした挙句、携帯をマナーモードにせず、大声で電話に出る中年男女たち。頭の悪そうなにきび面のがきたち。銀縁眼鏡、スリーピースで少年ジャンプに夢中になる似非ジェントルマン。悲しくなるほど、田舎で、悲しくなるほど、冷たい店員と、完成の遅い料理。有名店だからこその退廃を感じてしまった。味は悪くないのだけれどね。昨日ラジオでやっていた札幌の牛亭のハンバーグの方が宜しいのかもしれない。今度行ってみよう。
長万部からR5で下道を帰る。キロロの峠は凍りついていて危険だった。
夜、札幌に帰着。ゴルフ練習場に行き、久々レッスンを受ける。
月が綺麗だ。月面でははっきりと、ウサギが餅をついている。
シャフトをより寝かせて打つ練習をする。大袈裟なほど寝かせるので、しゃがんでいるようなアドレス。変だと思うけれど、それでもボールはロフト角どおりに高く上がってくれるようになる。不思議だ。
ドライバーの調整も今日は上手く行った。今シーズンが楽しみである。