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老残なるパジェロ

crimewave2008-02-09

 一日中、ネット麻雀をやっている。今日は3級になったけれど、まだ磐石ではない。
 朝には、パジェロを車検に出した。簡易点検の後、車体の下を見ながら、整備士の説明を聴くが、さすがに12万キロも乗っているせいか、車体下部の腐食が酷い。マフラーも全取っ替えが必要だ。北海道では、高速道路の解氷剤や、海の水に曝されることなどもあって、腐食が早いというが、確かに、良くぞ乗っていると思えるほど、車体下部から見上げる愛車パジェロは、まるで映画「ブレイドランナー」の世紀末都市みたいに、限りなく重たく古い。
 いつもの倍近くの修理費用がかかるとの連絡が携帯に入る。仕方がない。新車を買う余裕もないし、このパジェロへの愛着は並大抵のものではない。車検が厳しくなってヘッドライトにかぶるようなブッシュガードは、今は車検を通すことができないそうだ。フォグランプごと外してしまうとの事。とても悲しい。壊れかけたブッシュガードだけれど、これを取り付けに出かけた埼玉の頃の四駆車専門店でのやりとりを今でも明瞭に覚えている。
 規制、規制と、なんだかつまらない世の中になっちまったものだ。