降雪に取り囲まれて
コンベンションセンターで一日を過ごす。昼のセンター内レストランはメニューが少なく、それも高い。カツカレー1150円で、野菜なし、味、いけてない、ってのはどうだろう。外に食べに出ればよかった。
この日のコンベンションセンターでの催しを見る。サッカー審判員研修なんていうのがある。企業セミナーみたいなものがある。懇親会とだけ書いてあるところには、年輩の偉そうな人たちばかりが集合している気配があり、とても怪しい。どこかの大企業の面談っていうのもある。まあ、こうして平日はいろいろな会議室が適度に使われているのだろうと思う。
大きなガラス窓が多く、開放感溢れるセンターであるが、外は猛烈な吹雪。一日中、絶えることなく雪が降り続けていた。打ち抜きのパティオにも雪が舞い降り続け、どこを見ていても寒気が忍び寄ってくるようなイメージが強くなる。光が溢れればさぞかし輝かしく明るい建造物であると思う。しかし、真冬の吹雪の日は、一日中雪に囲まれている印象がある。暖炉が欲しくなる。そんなセンターで朝から夜8時近くまで。札幌の冬は美しいが、いやになるほど切なくもあるのだ。