何もかも忘れた
雪のキロロ越えをして岩内を往復した。といっても今日は助手席。うつらうつらしそうになるとガムを咬んでごまかした。 そう言えば、朝からひどい忘れ物。とにかく何にも持たずにパジェロに乗り込んで会社に到着。降りるときに荷物を何一つ持ってきていないことに気づいたわけだ。財布も、携帯も、鞄も。持ったのはパジェロのキーだけ。さすがにキーまで忘れたら運転できないものな。
なので岩内に行く前にまず帰宅。同僚に迎えに来てもらい、そのまま岩内往復となった次第。
帰りには、家ではなく麻生で下ろしてもらい、久々に車通勤から解放されたので、行きつけの店で酒を呑んだ。あんまり来ないのでもう札幌にいないのかと思った、とマスターに言われる。でも焼酎のボトルは置いてあった。嬉しいねえ。底冷えのする夜、煮込みやおでんに舌鼓を打つ。
バスで帰宅。こうして車通勤から解放されたら酒を呑んで帰ることができるんだよなあ、と思うと、なんだか自分の境遇、公共交通機関で通えない場所にある会社を恨めしく思うのである。