シュンの日記なページ

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堕ちた聖地

crimewave2007-10-07

 駒場でのレッズの試合は厳しい内容だった。シュート数が15対8で負けていたが、ワシントン個人の決定力で何とかなった。でもテレビで見ていても本当にサッカーにならないつまらない試合だったのは、駒場の芝のせいだ。画面でもデコボコしたピッチ状態がわかり、ボールのイレギュラーな弾み方が気になって仕方がない。要するに、もはやプロのサッカーができる状態にないのだ。もちろん現在の駒場は少年団サッカーにも使われるだろうし、他のもろもろの階層でのサッカーにも、陸上競技にも使われていることだろうと思う。
 かつて駒場浦和レッズの聖地であり、数々の屈辱も、数々の歓喜もここで体験した私には、思いのこもった場所である。しかし今日の試合を見ている限り、駒場のピッチ状態が最悪であることだけはわかる。今レッズは埼スタを本拠地にして久しく、駒場でのゲームは年にほんの数試合しか行われない。聖地の名は残るのに、実を伴わないグラウンドになってしまっているのが実に悔しい。浦和には、聖地が三つあるはず。大宮、駒場埼スタの三つが。大宮はアルディージャの誕生以来、敵地となり、過去のものとなってしまったが、駒場が過去のものになったという実感は、やはりまだ生々しすぎて辛いところがある。駒場の管理まで含めて、そこで試合を行う限り、浦和レッズは責務を果たすべきだろう。