ご機嫌な夜だぜ

　有料オプションを申し込んで、アクセス解析ができるようになり、内容を見ると、ほぼ予想していた通り、ホームページよりもここ日記のページの方が訪問者が多い。書評を中心としたホームページも、更新頻度、というところに目を向ければ、日記ブログには決して敵わないのだから、当然と言えば当然の結果か。

　少し重たい仕事が一段落ついてほっとしている。久しぶりに近所の打ちっぱなしで、レッスンではなく自主レンをする。二つ隣の打席に、ドロウボールでドライバーからアプローチまでを打つ、凄腕の若者がいたので、とっても意識して真似をするのだが、なかなか自分ではわからない。ゴルフのショットは、自分で見る視線と、横から他人の打球線を見る感じとは、全然違うのである。自分の打球ラインは、誰かにビデオでも撮ってもらわない限り一生見ることができないだろう。

　一汗かいて家に帰り、オーストリアで行われている3大陸トーナメントの未明ライブの録画を楽しむ。この日の日本代表の試合は、ドラマチックで、とても興奮し、日本酒を冷やで沢山呑んでしまった。すっげえ！　の遠吠えを繰り返した。興奮した。これまでサッカー関連のニュースを五感からシャットアウトしておいてよかった。

　今、とっても乗りに乗っているスイス。オシムは、現日本代表が臨む最強の国だと試合前に言った。確かに試合滑り出しは、スイスの組織だったサッカーに翻弄され、目が回っているうちに２失点。これは大人と子供かと思われた。だが、だがである、日本の選手たちはピッチ上で次第に主導権をとってゆく。油断したスイス選手たちにプレスをかけ、そして後半、一挙４点を奪う。スイスが一度は同点に追いつくのだが、ほとんどロスタイム、矢野の得点で勝利。この大会で、なんと優勝してしまったというわけだ。ご機嫌である。

　闘莉王も啓太も良かったね。この誇りをレッズに持ち帰っておくれよ。そんな気持ちで最後の一滴を飲み干した。こんなことで、私は至極ご機嫌になることができる。いいでしょ。

　そう言えば、昨夜真夜中に（またも3:00近くだ）、永井するみ『年に一度、の二人』読了。

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