流し、拾い、想い出す
『コールドケース3』は、フィラデルフィア市警のなかでも、未解決事件を担当するチームの物語だが、毎回、事件の起こった時代が変わるのが一つのコンセプト。その時代に即した音楽が流れるところに遊び心が見え、今日見たドラマで扱われたものは、1965年の事件だった。流れた音楽リストはこちら。Mr. Tambourine Man / Byrdsは、後に高校生になったぼくが夢中になったCSN&Yのデイヴィッド・クロスビーがいたバンドだったし、とても有名な曲なので、懐かしくも嬉しい。
その後、息子と一緒に『オーメン4』を早送りで流しながら、惨劇シーンだけはじっくり見るというお馬鹿な映画鑑賞を行う。正式には映画鑑賞と言ってはいけないのだろうが。しかし、オーメンという映画は本当にもうパターンを重ねてただけのお馬鹿な映画だねえ。と、惨劇シーンを摘み食いしただけでは、言ってはいけないのだろうが。
その後、息子を追い払って、ウォルター・ヒル作品『ダブルボーダー』をやはり早送りしながら、アクション・シーンばかりを拾って見る。これはDVDもビデオも出ていないので、LDからハードディスク・レコーダーに録り込んだもの。画像は悪いが、今でも鑑賞できる(とは言っていけないのだろうが)というのは嬉しい。
これを劇場で見た記憶を探ると、確か、浦和ベルデ(なんて、あったか?)。結婚前の妻と、多分。
と書いて、商品を探してみたら、映像メディアはないのだが、原作なのか、ノベライズなのか、本が出てきてしまった。著者はR・ドビンス&E・スローソン、訳者は何と小鷹信光ではないか! 絶版につき、amazonにも古本しかないみたいだが、心動く。買おうかな。
ちなみに、『ダブルボーダー』とは、雪の上を飛び跳ねてる二人のボーダーのことではありませんよ。
ジャック・ニコルソン主演の『ボーダー』もいい映画だったっけ。こちらは池袋の小画面名画座で見たような。こちらはビデオのみ何とか存在するようだ。やれやれ。
- 作者: R.ドビンズ,E.スローソン,小鷹信光
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1987/04
- メディア: 文庫
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- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
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