シュンの日記なページ

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睡魔のなかで

crimewave2007-09-02

 それにしても埼玉は涼しい。夜も朝も、涼しい。いささか拍子抜けするほどに。

 昼過ぎの飛行機で羽田を発ち、家に到着したのは16時前。我が家の二階はむんむんと暑く、思わず窓をあちこち開放した。それでもすぐに風が入り、それはもはや夏のものではなく、横になって本を開くと、あまりの心地よさにうたた寝をしてしまう。

 体は疲れていないのだが、研修で神経を痛めつけられ、酒と寝不足で、とにかく睡魔がずっと取り憑いているのだ。でも移動中ほとんど睡眠を取らない私は、せっかくの時間を読書に費やそうと欲張る。

 おかげで今日は『コタンの口笛』全4巻、1500枚を読了。児童文学にしてはとても大作であるとともに、今の私が読んで全然違和感のない内容であり、文章だった。『私の庭 蝦夷地篇』と共通する題材なので、興味を持った本だったのだが、『私の庭』が少なからず参照していると思われる場所が何箇所かあった。

 それは別にしても、読んでよかった。中学生の頃から気にしていた作品を、今になって果たした。

【商品を紹介】

 コタンの口笛 第1部 上 あらしの歌 (偕成社文庫 4017)
 コタンの口笛(第一部・下) (偕成社文庫4018)
 コタンの口笛 第2部上 (3)―光の歌 (偕成社文庫 4019)
 コタンの口笛 第2部下 (4)―光の歌 (偕成社文庫 4020)