シュンの日記なページ

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浦和レッズの幸福?

 予定より少し早く15:30くらいに研修を終え、寝不足で居たたまれない体を引きずるように、埼スタには急いだ。17:00過ぎに到着。先に北海道レッズ・サポの方々と瞬間オフをしてから、ゴール裏常連仲間のもとへ駆けつける。昨年の12月以来にお会いする面々と近況の話が楽しい。ゴール裏前から5列目。最近は下の方に陣取っているのだなあ。縦の距離感が計りづらいが、選手に近い目線である。

 

 試合は、今季二敗目に立ち会ってしまったという間の悪さ。北海道からの手間賃と労力を返せと言いたくなるほどに、指揮官の手抜きが感じられた温さに、反発を感じる。ゴール裏は若返り、報道陣にペットボトルをぶつける光景が、何だか情けない。かつて国立や日本平で繰り広げられた、ペットボトル投げ排除のサポーターの動きが、十年も経てば嘘のように白紙に戻ってモラルが低下しているのだ。あの頃の統制者であるCCもいないし、応援は次々に歌を繰り返し飛び跳ねるばかりで、まるで強いチームを応援すればいいんだと安易にサンバを繰り広げていたヴェルディ・サポみたいに感じられ、やはり寂しい。こんな温い試合は沈黙して座って見りゃあいいんだよ、って思うんだけれど。

 埼スタからは京浜東北線沿線駅まで、サポ仲間の妹に送ってもらい、車内では5歳のダイちゃんに、車に私と一緒に飛び込んだ来たらしいウサ公の存在を教えてあげる。ダイちゃんは大受けである。

 惜しみなくダイちゃんとバイバイの挨拶をしながら、車を下り、駅前の居酒屋へ。こちらでは別の仲間たちと待ち合わせだ。終電まで飲んで、解散。うち一人の家に宿泊。惨敗のビデオを適当に見ながら、さらに焼酎を舐めて、結局就寝は真夜中の2:30であった。体力が日に日に失せてゆくのであるが、レッズの敗戦の代わりに、多くの人々との再会や交流を結果的に楽しんでいる。そう考えれば、レッズの馬鹿な選手起用などどうでもよく、自分は幸福じゃないかと自然思えるようになるのである。