手ごろな小説の時間
夜明けの街で asin:4048737880
やっぱり時間が足りない。父の死と、帰省があって、その中で休暇をたんまり確保したはずなのに、実際には車のハンドルを握ってばかりいて、その後の休日も平日も仕事以外は、ほぼクラブを握ったり、自転車のサドルに身を置いたりして過ごしていた。
だから全然海外ドラマのチェックも、DVDのチェックもできていないし、本だって分厚い本ばかり手にしているせいがあるとしても月に4-5冊というのは、やはり自分のペースではなく、とても不甲斐ない。
そんな連夜の苦闘のさなかで、東野圭吾『夜明けの街で』は、ひさびさに手ごろな長さの小説だったので、一日で読了した。日曜日を読書ばかりに使ったわけではなく、ドラマを見て、自転車では2時間も外をほっつき歩いて、テレビにビールという家族との時間もきちんと持った上で、なおかつ一日一冊。なんと健康的なのだろう。とは言え、この本の怖さに関しては、書評で書いておきました。ぶるるっ。