シュンの日記なページ

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本州最北端

 朝6時に起床し、朝食も摂らずに出発。本州最北端まで4時間は見たほうがいいという宿の人のアドバイス(青森ってどれだけ広いの? とは息子の感想)により、7時開始の朝食は不要となったのだ。精算してみると、全然朝食代を引かれていない。この宿(辰己館)はケチだなあ。中学生の食事を安くできないかと事前に掛け合ったときも内容を変えても大人料金頂きますって返事だったのだ。

 それはともかく朝の湾は気持ちがよい。まず昨夜は全貌を見ていなかったこのあたりを眺め渡し、写真をパチリパチリ。

  

 途中コンビニで朝飯を仕入れ、走りながら食べる。国道は4号が青森で途絶えたので、今は7号をむつ市に向けて北上。ひたすら陸奥湾沿いの線路を渡ったり渡り返したりの一本道だ。

 ここ二日間雨が降ったり熄んだりの天気は相変わらず。降るときにはとても強く徹底して降るというのも共通項だ。

 途中一時的に雨がやんだので、道路わきにパーキングのある磯に下りてみる。お爺さんが何かを海から網に拾い集めている。津軽弁が難しく通じないと嫌なので話しかけなかったのだが、向うから声をかけてきた。「海草がこびりついているから滑らないように気をつけてくださいね」その全き標準語に恥じ入った。「有難うございます。ところで何を捕っているんですか?」「テングサが拾えるんですよ」「はあ」よくわからないが、テングサというとトコロテンの材料だったよな。他にも味噌汁の具なんかで食えるんだろうか。やっぱりよくわからないまま、磯を後にした。

  

 結果的には大間の港に一時間も早く着いてしまった。宿泊の候補地でもあった海峡保養センターに立ち寄るが、温泉は無駄に洗い場が広いのがおかしい。他の客も着くなり似たようなことを言うので、息子と顔を見合わせて笑ってしまった。

 ゲームセンターで、私の得意な飴玉落としにより、技の違いを息子に見せつける。卓球はしまいには体力で勝てなくなって行ったので。もちろん発熱のせいもあるとは言い訳したけれど。

 さて本州最北端、大間ヶ崎に立つ。と言ってもたかが本州の最北端じゃないか、とは息子の言葉。住んでいる場所はここよりずっと北だからなあ。

 

 豪雨の中を港に到着。船に乗るや否や、私は寝てしまった。下船後、船が無茶苦茶揺れたねと、息子は言うのだが、私は寝ていたので覚えがない。そう言えばトイレに立った折、靴を履けないで自分が酔っ払った状態であるように感じたのを何となく覚えているが、あれは揺れのせいであったか。