シュンの日記なページ

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復帰(?)の朝

crimewave2007-07-30

 一週間ぶりの会社復帰だ。

 通勤路はやはり美しくていいな。帰り道も夕焼けがやっぱり綺麗だったな。でもデジカメで撮影する心のゆとりは、まだないみたいだ。だから今日は、毎日通勤時に通りかかるくせに、拝借しちまったモエレ山写真。

 社内ではあちこちに用事があって電話をかけると、皆、肉親を亡くしたばかりの喪中の人を相手にしているような重苦しい口調で、お悔やみを一言述べてくるのだが、かえって相手を慮る気持ちがこちらに伝染し過ぎてしまい、あまり健康上良くない。弔いの後は、さっぱりとやろうよ、ビジネスはドライにゆこうよ、と心のなかで呟き、いつも以上に明るく振舞ってしまう自分が、とても不自然に感じられる一日、なのである。

 ここのところメンタルヘルス下降気味の部下がいて、見た目にもとても落ち込んでいるので、彼とは、最近は特に時間を作って、じっくりと話をするようにしている。素人カウンセリングに過ぎないのだが、彼は今、とてもこうした時間を必要としているように見える。心療内科によるプロの診察と組み合わせ、心の底を浚っては汲み交わすようなデリケートな会話という作業が、少しでも彼のためになればいいのだが。

 昨夜は、未明まで、またまた開票速報を見てしまったから、昨夜の日記を寝る前に加筆訂正して(何だか偉そう)、その後、ようやく本を読み始めたせいか、結局、読了・就眠は4時である、朝方の。今日は一週間分の仕事がたんまりと私を待ち受けてくれていたので、ほとんど欠伸をする暇もなかったのがそれでも救いだった。しかし午後にはビタミン剤を口に放り込んで景気付けをやらなきゃならなかった。

 この週末には、またフェリーに乗って、震災の爪跡残る新潟に一昼夜かけて渡る予定。埼玉で母を訪ね、弟の墓参りを済ませた後、ふたたび宮城に飛び、父の遺骨を墓に埋葬するつもりだ。フェリーを予約した頃とは、情況も目的も全然違ってきてしまったのだけれど。

 まだ、自分の中の時計が完全に巻き戻っていない感じがするままだし……。こことは違う場所で意識が遊泳している……そんな違和感が少しだけ残っている。困ったものだ。開票速報どころではないんだよな、本当は。