花火大会とは無縁な夜

　豊平川花火大会は今年から二回に縮小。今日がその一週目なので、夕方から街には浴衣姿の若い娘たちで溢れていた。ススキノの店では、浴衣での来店者に対し、浴衣割引をする店などもあり、だとか。

　花火大会とも浴衣の娘たちとも無縁な場所で、仕事関連の懇親会ということで、生ラム・ジンギスカンを焼き、ホッピーを何杯も飲んだ。その後行きつけの店で焼酎＜かのか＞のロックを何杯か呑み、いつもようにスポーツや山やミステリの話をして、元気に帰った。

　風呂に入り、パソコンにアクセスしてメールやブログのチェックをし、本を読む。など普通の夜のように過ごしつつ、実はけっこう酔っ払っているのである。呑んで荒れた口調となり憂さ晴らしをしていた同年輩の同僚を見るにつけ、そうはなりたくはないという気持ちのどこかで、ほんの少し羨ましさを感じる部分がないこともない。とにかく本質的には、体はグロッキーなんである。