大通り公園のポンコツ

　車に乗り、サイドブレーキに手をかけたところで左肘に激痛が走った。それから気になって、右手でマッサージを繰り返したのだが、何年か前に右腕がゴルフ肘になって半年くらい治療をした頃と同じような筋肉の痛みがあり、少し気になる。それ以上に、最近あちこちがダメになって、すっかり体がポンコツであることを訴えているのが、たまらない。

　南北線の端っこの駅に車を駐車して、地下鉄で大通り公園に移動した。真昼の中央区は久しぶりだ。腕のいい中華屋が医師会館ビルの裏にあるので久々に入り、暖房なしの熱気の中であんかけ焼きそばを食べた。美味い。こういうときは、自分が、汗かきでないことがつくづく有難い。

　その後大通り公園を散歩した。札幌の真ん中には大通り公園の緑があるから嬉しい。昔は、ここは牧柵で仕切られていて、馬が繋がれていたらしい。そんな描写を読んだのは佐々木譲の『五稜郭残党伝』だったか、『北辰群盗録』だったか。

　緑濃い大通り公園、名物のとうもろこし屋台の隣に、アイス・キャンディー屋台まで登場していた。ラムネも置いてあって、けっこう客が途絶えることなく寄っている気配だった。大通り公園を歩いていると、本当にいつもながら癒される。ビア・ガーデンまではまだ一ヶ月か。今日は大通りの写真を二枚。