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ポニーについて

crimewave2007-05-12

 ボキャブラリーにはにはけっこう自信を持っているんだけど、それでもTVの漢字クイズ番組などを見ていると自分の長い間の勘違いに気づかされ、恥ずかしくなることがある。

 今日は例えば「続柄」の読み方。正式には「つづきがら」なのだそうで、市役所の人ですら「ぞくがら」と誤って読むらしい。音読みと訓読みの混合は原則ない、という理屈はよくわかる。だから、ちなみにぼくはずっと「ぞくびょう」だと思っていた。恥ずかしながら……。

 釧路に住むある人から「たねごみ」という言葉を聴いた。蕎麦屋に行って、美味しいたねごみを食べたいというのだ。漢字で書けば「種込み」となるのだろうか。意味は、かしわそばであれば、鶏肉が普通のものよりも多めに入った蕎麦のことだそうだ。蕎麦なしのつゆだけで「ヌキ」というように、鶏肉多めが「種込み」なのだそうだ。釧路の蕎麦屋ではこういう言葉を使うが、ちなみに辞書には全然載っていない。札幌で多くの人に聞いたがだれも「種込み」を知らなかった。そのことを伝えると、釧路の人は自分が永いこと「種込み」を「ヌキ」のような全国標準の蕎麦店用語だと思っていたことを恥ずかしがっていた。

 一応「種込み」の説明が、こんなページにありました。具が普通の倍くらい入っている蕎麦のことを言うのかな。

 釧路の有名な蕎麦屋「東家」のページはこちら。やはりお客さんは、普通に種込みを食べているようです。他にも釧路の蕎麦屋サイトのメニューにはどこでも「種込みそば」がちゃんと記載されているみたいである。不思議だ。

 さて、その釧路の人から「pony」ってどういう意味だかわかりますか? と電話で問いかけられた。仔馬だと思うと答えたが、ponyは高さが140センチを越えない小型の馬のことだそうだ。確かにポニーという小型の馬のことはわかるが、馬の子供のこともponyというのだと思った。でも馬の子供は、すぐに140センチなんて越えてしまいそうだ。いまどきの日高に行けば、満開の桜と仔馬たちが母馬に甘えるかわいらしい姿を見ることができるのだった。

 考えればわかることなのに、けっこう思い込んでしまってそのまま、っていう言葉が、このように限りなく存在しているのだろうか。うーむ、恐ろしい。