ソロ

　ソロと言ってもジャック・ヒギンズ『暗殺のソロ』（原題:Solo）ではない。初のソロ・ゴルフをラウンドした話である。ちなみに『暗殺のソロ』は、『死にゆく者への祈り』の姉妹版みたいな話だ。

　平日の休みは、通常の休日の1.5倍か2倍くらいの価値がある。今日という日は、まるで、平日を利用した一日の使い方の見本みたいだった。

　まずは札幌つきがたゴルフコースでソロ・ゴルフ。そう、平日であれば、一人でもラウンドさせてくれるのだ。もちろんセルフのカート・プレイ。前後とも3B組なのだが、その間に一人くらい簡単に割り込める。一人でゴルフというのは初めてのことだったが、前の組がグリーンを空けてくれると、あとは一人で誰を待つこともなく連続してクラブを振ることができるのは、集中力と言う意味ではある種魅力的だ。しかしボールの行方を見ているのも自分一人。一度、ティーショットを見失い、カートで広範囲に回りながらボールを探して前進して行ったが、何と狙った方角に思いのほか距離が出て飛んでいてとても嬉しかった。どうせならその快心のショットのとき、自分の打ったボールをずっと見ていたかった。

　9:00から13:00のスルーで1ラウンドして、月形町に下り、むつみや本店で北の恵みラーメンを食べた。ついでに月形温泉でひとっ風呂浴びたかったが、平日はなんと言っても先を急ぐのだ。

　というわけで手稲に散髪に。土日なら予約を入れ、指定された時刻でなければ順番が来ないバーバーショップも平日なら行けばすぐに髪を切ってくれる。それもスタッフ総出で取り組んでくれる。

　その後、麻生の一気堂でマッサージ一時間半なりを受ける。ここも日曜は休み。土曜日も予約であっという間にいっぱいになる。平日なら、すぐに揉んでもらえる。

　今日の予算：ゴルフ3,980円、床屋3,800円、マッサージ3,500円。なんといってもゴルフ代が安いのが魅力なのである。

　※夜、サードウォッチ6の最終回録画を見て眼がうるうる。クルーズ、あまりにも格好よすぎるぜ。