シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

サボタージュ

crimewave2007-02-22

 滅茶苦茶な天気だ。最高気温と最低気温を毎日朝刊でチェックする。今日は、それぞれが+6度と-6度。これははっきり言って異常な方である。普通なら札幌の2月では0度以上にはならない。だから10年前札幌にやってきたとき、人々がマイナスをいちいちつけずに気温を数字だけで言い合うのに驚いたものだった。それはそうだ。毎日毎日がマイナス気温なのだから、いちいちマイナスとか零下などという呼び方はする方がおかしい。

 でもここ数年、札幌でもプラスに変化することが多くなったため、マイナス、プラスを言い分けるようになったてきたのだ。大気の組成はやはり人の営みの影響を強烈に受けているのだろう。

 ちなみに明日の気温は、最高と最低がそれぞれ、+10度、-1度だそうである。そのまた翌日の土曜日は、ちなみに-1度、-6度となっている。これほど日ごとの気温落差があるから、体調管理が大変なのである。

 昔、「風邪のウイルスは零下では死ぬ」とどこかで耳にして以来、それはいいやと勝手に盲信し、風邪をひけばすぐに山に行った。山に行ったり、酒を呑みに行ったりすることで、不思議と治ってしまうことが多かった。要は、病は気から、ってやつだったんだろう、きっと。

 今日はゴルフ・レッスンをするために鞄にゴルフ練習用の普段着を詰めて会社に出かけたのだけれど、夜には、練習場を通り過ぎてそのまま家に帰ってきてしまった。マイナス2度の気温だからいつもより暖かいのに、なぜか疲労を感じてサボタージュしてしまったのだ。

 一本残していたCSIマイアミ2を観ながら酒を呑み、食後には古い山の写真をホームページ用に漁って次の更新計画を立てる。

 今日の更新は、しかし手間隙のかかる写真ではなく、短歌だ。大学時代の恩師である故I助教授が、山の記録などは短歌にして取っておくと意外と甦りやすいのだよ、と言っていたので、その頃一頃だけではあったが、凝ってみたのだった。今、改めて書き写してみると、なるほど、自分でやったことだけあって、随分と思い出してくるぞ。しかし、短歌じゃなくても、散文でも、自分で体験した奇異な体験であれば、ちゃんと思い出すけれど。いや、読まなくったって……。

 短歌がいいぞと勧められたのは、山で小さなメモ帳に綴れるって辺りがいいところであるから、なのかもしれない。そう説明されたような気もする。思い出せないのだけれど。