シュンの日記なページ

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大波が砕ける場所

crimewave2007-01-31

 室蘭からの帰り道。つれの若者は朝飯も食わずに朝寝を楽しみ、その後朝飯も食わずに、ホテル裏の室蘭八幡宮までの急な石段を登ったらしい。なので、朝の一仕事を終え、帰途に着くや否やコンビニに立ち寄って朝飯を食う機会を与えてやった。朝から牛カルビ弁当を食う若さを横目で見ながら、少し、涼もうと車外に出る。

 太平洋岸を走る国道36号線。背後に禿山だらけの高台がうっすらと雪化粧した豪快な景色。眼を転じると倉庫と倉庫の合い間に砕け散る巨大な波が見えた。しばらくうっとりと迫力のある大波を見て立っていた。やがて寒くなり、車に逃げ込む。それからは道路の向うの荒れた太平洋が気になって気になってしょうがなくなる。何か、札幌とも違う、太平洋らしい海の大きさ、冬の風の強さを感じて、少し旅情を感じてしまったのだな、きっと。

 札幌には昼過ぎに到着。少し遅い昼飯は、ずいぶんひさりぶりなアジャンタスープカリー。宿酔いの残る体には、薬膳風味のスープカリーは本当に優しく感じられる。辛いのだけど、無理なく体に入ってくるという感じがする。煮込んでやわらかくなった骨付きチキンも大きくて食べごたえ十分なのである。都会風の味に、改めて札幌に着いたな、と実感。