シュンの日記なページ

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ネガフィルムを抱え込んで

crimewave2007-01-13

 何を思ったか、ひさびさに3、4年くらいこの方使っていないエプソンのスキャナーを引っ張り出して、銀鉛写真のネガのデータ化を開始。一時期、スキャナーは多分に使用したことがあるのだが、そういえば一緒に買ったオプションの透過原稿ユニットをパッケージすら開けておらず、机の下に転がしていたのだ。透過原稿というのは、つまりフィルム、スライドなどのことみたいですな。

 フィルム一枚をある程度のサイズで(Jpegではなく)保存しようとすると、やはり取り込みに時間がかかる。それを最終的にはDVDに、まとめて放り込もうという算段だが、これはいくら時間があっても足りないな、と最初からめげている。何しろ36枚撮りフィルム一本を取り込むのに3時間以上かかった。一つにはスキャナーのスキルが低いので、補正をかけてやらないとちゃんとしたデータにならないのだ。色は偏る、暗い、などなど、プリント写真と比べてみるとよくわかる。

 今の時代こそ同時プリントとともにCDに焼いてくれるサービスが当たり前だし、そもそも一眼レフ・デジカメがカメラ屋の一等地を占拠する時代である。でも古い写真を再生したいと思うのは、やはりこうして古いネガを引っ張り出してみたときだ。何故か、デジカメにはない愛着があるのだけれど。

  

 取り込みの合間を縫って読んでいた誉田哲也『月光』読了。