雪の中の十字架
ホワイト・クリスマスならぬホワイト・バースデイ。51歳になるからといって別に白髪頭のバースデイの意ではない。まだ髪は黒々としているぞ。昨夜から降り続けた大雪で札幌の風景は一変して真冬になった、というだけの話。
年始廻りで出かける隙を縫って、部下たちの昇給考課に一日を費やす。仕事がなかなか終わらず、下手をするとこれは帰れなくなると判断し、途中で切り上げて会社を出たのが20時。家には30分で到着。別にバースデイ・ケーキも何も待ってはいなかったが、こんなさりげない誕生日でいい。いつもの料理といつもの酒と、その合間に息子が擦り寄ってきて部活の話や父の昔話を交わすだけで、それでいい。
写真は三軒置いて隣にある教会の十字架。夜、ライトアップされた十字架に雪が降ると綺麗なので、いずれ撮影しておこうと思ったのだが、このように穏やかな雪の夜が今年はなかったのである。十字架に衛星放送のアンテナがくっついているように見えるのだが、これはライトアップの光源なんだろうね、きっと。ちなみにこのライトは22時頃で消灯となります。