４時間半

　ここ数週間の睡眠時間である。よく、持つよ、とわれながら思う。仕事中PCに向かい、マウスを握り締めながら、くくーっと眠り方向に引き込まれそうになる瞬間があり、はっとして、誰にも気づかれていないかどうか確認をしたりする。

　なぜこんなに睡眠時間が少ないのか、いつも分析しようとするのだけど、基本的に夜型人間なのだ。夜になると眼が冴える。本が進む。ネットにアクセスする。もうリズムになってしまっている。

　今日は『魔力の女』グレッグ・アイルズを読了。一年前に買ったのに積ん読になっていた本。アイルズは今年になって『神の足跡』上下巻も買ってあるのに。ディーヴァーの昨年の作品『獣たちの庭園』も未だ積ん読状態。新作『１２番目のカード』も買ってあるのに。

　こんなだから、できるだけ本を読み進めたいと思う。明後日より東京出張。週末には浦和-福岡戦（天皇杯）を埼スタで見る。三戦連続生観戦とは、札幌住民としては比較的贅沢なことのような気がする。あわよくば１７日朝のパレードも見ようかなあと思うけれど、人の沢山いて身動きが取れないような場所は基本的には好きではないので（サッカー場のゴール裏だけは何故か別だ、入り込んでしまっているからだと思う）そうしたイベントは苦手かも。

　飛行機で出かけるときには、ハードカバーを持ちたくない。ハードカバーの未読本がたっぷりあるのに、旅行用についタイミングを過ぎた文庫本を鞄に詰めてゆく矛盾。今日はあれこれ迷った末に、ドナルド・Ｅ・ウェストレイクのドートマンダー・シリーズ４作目『悪党たちのジャムセッション』を手に取る。１９７７年の作品。

　これを書いている今、既に1:22。これからまた本を読んで寝るのだから、平均睡眠時間はやっぱり４時間半より一歩も出ないわけである。体は眠いのにねえ……Ｚｚｚｚ。