底から這い登ってくるのをずっとずっと見つめていた。ダメなチームからビッグクラブへの成長を見守っていた。Jリーグ百年構想といわれたとき、レッズは百年以内に優勝することができるのだろうか、と正直心配になった。
関東在住時代は、大阪以東、盛岡以南のサッカー場のアウェイも含め、99%の試合を生で観戦した。
北海道に来てからもJ2時代を含めて、優勝のかかった試合、ホーム最終節には飛んでいった。
だから迎える。浦和の町での凱歌溢れる夜を。仲間たちと最高の酒を呑み、最高の幸福を味わった。
浦和レッズ・サポーターとしての頂点の夜を迎えた。