キャロル・キング&ジェイムズ・テイラー
まず、11/6の日記の訂正と補足から。ニール・ヤング『アメリカン・スターズ'ン バーズ』のバック・ボーカルは、エミルー・ハリスではなく、リンダ・ロンシュタット。キャロル・キングのアルバム中の『君の友だち(You've Got a Friend)』は、キャロルの歌だけど、どちらかと言えば夫のジェイムズ・テイラーの代表的なヒット曲となるもので、ぼくはピアノ曲のキャロルのものではなく、ギター曲のジェイムズ・テイラーのコピーをしているのでありました。キャロル・キングと言えば、何はともあれ『イッツ・トゥー・レイト』だったよね。
今日、改めて通勤路にキャロル・キングのアルバム「タペストリー(Tapestry)」)を聴いてみると、演奏といい、歌といい、アレンジといい、楽曲といい、全く古さを感じさせないことに驚く。昨日リリースした出来立てホヤホヤのアルバムだよと言って、知らない人に聴かせればすんなり信じて「いいね」というに違いない。その極めつけの作曲センスに確固とした歌唱力。たまらない。当分、このアルバムにやみつきになりそうな気がする。
もちろんバックでいい音を鳴らしているジェイムズ・テイラーのギターも素晴らしい。学生時代には、この人やジム・クロウチの『クローズ・ユア・アイズ』などをコピーしてはフィンガー・ピッキングの腕を磨いたものだ。そんなキャンパスの日々、ギターをもって学食で溜まっていたいくつもの午後のことが思い出された。