シュンの日記なページ

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くまげらでの宴、SO's BAR

 富良野で有名な呑みどころといえばくまげらだろう。山賊鍋を突きながらオリジナルの日本酒に舌鼓を打ち、何年もの知り合いである店のマスターと一緒に酔いつぶれてゆく。地元の人と会社の仲間と新しい富良野での仕事の話で盛り上がり、酒を酌む。

 最後にはSO's BARという倉本聰の店にてマッカランラフロイグを傾けていた。窓越しの森林を見つめるカウンターは、ドラマ『優しい時間』の店「森の時計」に似ている。カウンターの中では元富良野塾生というバーテンが笑顔でウイスキーを注いでくれる。入口の看板に確か「すべてのもの悲しき愛煙家たちのために」というようなことが英語で書かれていたような気がする。酔いの向うの記憶。そういえば、だれもかれもが店の中で煙草を吸い、タンブラーを傾けている。嫌煙家のぼくをこの店に連れ込んだのも地元の嫌煙家なのだが。不思議だ。

 その夜は北の峯にある白樺学園の研修施設を独占して宿泊する。知的障害者が整えてくれた宿で一泊4千円・風呂付だ。もう少しプライバシーを許し合える仲間同士なら、素敵なコテージが二棟も用意されている。心沸き立つような場所に建つ、心を尽くした塒に、酔いの回った体を横たえる。