シュンの日記なページ

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とうきび

 釧路で一泊し、本別に走る。本別町では<介護保険推進全国サミットin本別>というイベントが催されていて、その一部シンポジウムをを聴講する。参加費3000円のなかには昼食代が入っており、配られた弁当は、役場前駐車場にめぐらされたテントの中で、道内外の見知らぬ人たちの中に混じって食べる。正面の人の名札を見ると、オホーツク沿いのカーリングで有名な町常呂の人だとわかった。隣は、でんすけスイカの産地、当麻町の名札を下げた人だ。このくらい田舎の町はないだろうというところで、しっかりと全国サミットをやってのけるパワーが凄いと感心する。

 巨大義経鍋で茹でたとうきびを無料配布しているので、齧らせてもらう。駐車場の宴席に腰をかけてペットボトルのお茶を呑みながら、沢山の人がとうきびを齧っている珍しい光景。

 とても美味しいとうきびだったので、特産品販売コーナーのテントで、宮城の父に送る手配をした。二三日前に、とうもろこしが食べたいんだよと、父から携帯に電話があったのだ。とうもろこしは、北海道では「とうきび」。北海道に渡ってすぐの頃は「やききび」「ゆできび」なんていう店の看板に馴染めなかったが、今では「とうもろこし」とは舌を噛みそうで逆に発音しにくくなった。

 確かに道々、畑を見ると、とうきびの巨大な畑はどこででもいやというほど目についたものだった。北海道からとうきびを取ったら何も残らなくなるんじゃないかと、心配になるくらいに。