シュンの日記なページ

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パターンから外れて

 最近の東京出張もパターン化してきたので、今夜の神楽坂での呑み会というのは新鮮でよかった。だいたい関東にずっと住んでいて神楽坂を毎週のように通り過ぎていながら、そこで呑むということはなかったから。神楽坂の昔屋は名古屋コーチンの美味しい店ということで、確かに手羽からつくねまで美味しかった。

 粘るような湿度の高い夜を掻き分けて辿り着いた店には、15年も前に職場を一緒に過ごした女性陣が4名。もちろん今は職場はばらばらで、それぞれの運命はいろいろに分岐する。さらに昨年転職済みの後輩男性が一名到着し、6名にて閉店までを過ごす。私たちって凄いよね、こんなに皆ばらばらなのに、まだこうやって呑んでいるんだもんね。仲いいんだねえ。などのセリフが舞い飛ぶ。今回は、当事女子大卒業したばかりの新人女性が、世界中を旅し、国際的な男性遍歴もしっかり経た上で、ようやく結婚に辿り着いたことを記念しての(かこつけての、とも言う)宴会。ぼくの上京に合わせて無理矢理日程を組んでくれるところが、感涙なのである、内心。

 花束を持って大江戸線の西新宿方面に向かう後輩女性の笑顔を残したまま、ぼくは向かいの車両に乗って築地市場へ移動。パターンに舞い戻り、先月と同じラーメン屋で独りビールを呑んでから、いつものホテルに投宿する。ラーメン屋を出たところで雨となり、ずぶ濡れになったのは愛嬌といったところか。