シュンの日記なページ

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映画を所有すること

 映画をレンタルして見ることは、ぼくの生活の中で最近はそう多いとは言えないけれど、どうしても欲しい映画があるときは、借りてきてコピーをして所有し、何度も見直したくなる。かつてはビデオであったものが、DVDとなり、やがてはこのDVDも他の何かに変わってゆくのだろうか。

 TSUTAYAに出かけるが、世はお盆休暇なのか、レンタル中で在庫のないものが多い。そればかりか、本当に欲しい作品がどこにもない。ちなみにアマゾンで検索するとやっぱり、品切れというものが多い。ぼく自身の個人的な劇場での体験から探り出す映画の数々は、30年以上も昔のものが多いし、その当事であっても主流ではなかったものばかり。

 TSUTAYAのオンラインに申し込んで、宅配をたのんでみることにした。これならば、店で足を棒にして何時間もうろうろしなくても、検索するだけですぐに在庫の有無がわかる。少し割高になるし、返送が面倒でもあるのだけれど、試してみようと思う。

 ちなみにぼくの欲しい作品は、大抵レーザー・ディスクの形では持っているのである。しかしハードがいつ壊れるかわからない状況のままでは大変に不安である。だからDVDの形でもう一度そろえている。LPレコードをCDでそろえなおしていることと動機は同じ。メディアの進歩が文化を壊すことに繋がらないよう、業界のかたがたにはとっくと考えて頂きたい。メディアが変わって廃盤となったものは数知れない。例えば監督であればニコラス・ローグも神代辰己もほとんどその代表作がDVD化されていない。あれほど優れた才能を、古い、知名度不足などという理由で普遍化しないでいる現状は、ぼくにはよく理解できない。