シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

ハイエナたち

 独居老人である実母を訪ねると、今日もヘルパーが来ている。

 妻子を連れて、ぼくは寺に墓参りに。お寺の若奥さん(もう若くないのだがお婆ちゃんが奥さんと呼ばれるので必然的にそう呼ばれている)M子は、ぼくの小中学校の同級生なので、当時の同級生たちや先生たちの近況を毎年、ここの軒先で、蝉時雨に打たれながら息子と二人で聞くことになっている。息子は毎年でかい蚊に指されるので虫除けスプレーの準備には余念がない。

 弟の眠る墓を水で綺麗に洗い清め、線香を焚き、花を手向ける。毎年、これだけは欠かせない。

 実家に戻り、母のケアプランをチェックすると、寄りたかるハイエナたちのケアプランの醜いこと。朝も夕も介護保険サービスで満ち満ちており、使っていない車椅子も返却しないでいいよとケアマネに言われてそのまま。身障1級、要介護度4というので、取り放題。こんなことだから厚生労働省だって自治体だって性悪説を基盤に介護事業を作るようになってしまうのだ。何か介護だ、金まみれのくせに、ハイエナども! と叫びたくなるのは自分がその業界で誇りを持って仕事をしてゆきたい故にです。実母が、独居老人に集まるハイエナ産業によって、公金の無駄遣いをさせられていると思うと、本当に情けない。