ホッピー慕情
つい先日読んだ某雑誌のコラムによると、ホッピーは長い年月を景気の波に揉まれながら時折りのブームに支えられて生き残ってきた清涼飲料水なのだという。さまざまなデザイン変更を経由するたびにホッピーは売れなくなり、元のデザインに戻すと人気を博すという。ホッピーの瓶は貴重ゆえに回収の必要があるために、限られた呑み屋でしか飲むことはできないのだそうだ。
かつてけなしにけなしたヤマダモンゴル麻生店だが、今日はあのオババは不在で、感じのいいおにいちゃん、おねえちゃんがいるだけだった。そもそもあのオババ以外はいい感じの人ばっかりだったのだけれどな。
そのヤマダモンゴル、今日は呑み喰い放題3500円也で宴会を開いたのだが、呑み放題メニューには何と店の売りであるはずのホッピーが入っていないのである。レモンサワーで我慢しつつ、大勢でジンギスカンをつついたのであるが、食い放題用の肉が品切れになるまで食べ、なおかつ90分以内に肉をどんどん追加したせいで、最後には店のハイクラス・メニューであるラムレッグが出された。ホッピーへの慕情は消えないが、まあ、これでよしとするか、と寛大に嘯く我輩なのであった。
それにしても平日の呑み会はきつい。